人気のカリブ海のリゾート地 タークス・カイコス諸島で
アメリカ人観光客の荷物の中に実弾が見つかり、
少なくとも12年の実刑に課せられる可能性がでていた問題で
5人のうち1人について、罰金と執行猶予付きの判決がくだされ
アメリカに帰国する運びとなりました。
荷物に実弾が入っていた容疑で拘束され
101日間、島を出られずにいた
ブライアン・ヘイガリッチさんは
24日(金)、執行猶予付きの判決を受けたその足で
タークス・カイコス諸島をあとにしました。
ブライアン・ヘイガリッチさん
「飛行機に乗ったよ」
判決は執行猶予52週間と6700ドル(約100万円)の罰金。
自由の身となったヘイガリッチさん夫妻は
安堵の表情を浮かべました。
ブライアン・ヘイガリッチさん
「最高の日だ」
妻のアシュリーさん
「神様のおかげです」
ブライアン・ヘイガリッチさん
「私たちの祈りが届きました」
ブライアン・ヘイガリッチさんは
2月に旅行にでかけた時に
実弾をカバンに入れたとして
有罪を認めていました。
タークス・カイコス諸島では
厳しい銃規制があり
実弾の不法所持罪は最短でも禁錮12年です。
しかし裁判官は今回のケースについては
行き過ぎた求刑だとして執行猶予を認めた形です。
ブライアン・ヘイガリッチさんは
今後も残る4人の釈放を求めて
活動していくとしています。
ブライアン・ヘイガリッチさん
「前例を作ることができました
全員がアメリカに戻れるよう支援します」
妻のアシュリー・ヘイガリッチさん
「みんなが家族と再会できるのが見たいです」
ブライアン・ヘイガリッチさん
「一緒にがんばります」