夏が近づき人々が外に出る機会が増えるこの時期、 屋外での銃撃事件が多発しています。オハイオ州では、パーティーに集まった人たちに車から銃撃、男性1人が死亡。ニューヨークでは、夕方の公園で発砲があり、9歳と11歳の女の子が撃たれ重傷です。
オハイオ州アクロンで、1日土曜日深夜、100人以上が集まった誕生日パーティーの後、近くの路上で、銃撃事件が発生しました。地元警察によりますと、パーティーを開いた家の近くで、走行していた車から歩道にいる人たちに向けて発砲があり、その後撃ち合いになり、27歳の男性1人が死亡、少なくとも24人が負傷しました。現場には、およそ35発の弾丸の薬莢や花火などの不法火器の残骸が残っていたということです。
このパーティーでは違法薬物の使用や、花火の騒音への苦情などの通報があり、警察では、この銃撃は、パーティーに参加した不良グループを狙ったものとみています。100人近い目撃者がいたとされていますが、現在のところ一人の容疑者も上がっていません。
一方、3日(月曜日)夕方、ニューヨーク市ブルックリンの公園で9歳と11歳の少女が、銃で撃たれる事件が発生しました。9歳のルアンナさんは足を撃たれ、いとこの11歳のエンプレスさんは背中に銃弾を受け、ともに重傷を負いました。
エンプレス・デイビスさん
「遊んでいたら銃声が聞こえ、気づいたら肩の感覚がありませんでした
いとこが足を撃たれたと叫び始めました」
です。
メリッサ・アレクサンダー:ルアンナの母親
「私はショックで朝まで泣き続けました 今は我が子の安全だけが望みです」
エンプレスさんの母親は、近くのベンチでこの銃撃を目撃。ショックで、自分が死んだかの様に時が止まった感じだったと話しています。 警察は、監視カメラの映像から、発砲した容疑者は2人で、公園内の誰かに向けて発砲したとみています。少女たちは発砲された6発のうち、2発の流れ弾に当たったという事