この時期、多くの若者が夏休み中のアルバイトを探しています。 ウィスコンシン州のリゾート地レイクジェニーバでは 先週、ちょっと変わった採用試験が行われました。
今年108回目を迎えるレイク・ジェニーバ、夏の郵便配達アルバイト採用試験。 メールボートジャンパーと呼ばれるこの仕事、 内容は郵便物を届けることですが、 普通の配達とはわけが違います。 なんと動いているボートから飛びおりて ポストに郵便を届けてまたボートに飛び乗るという神業技術を競うのです。
このボートは湖の観光船なので配達のために船を停めることはしません。 採用試験では間に合わずに湖に落ちてしまう候補者も続出。 観光船が郵便物を届けるというのは 、1916年に郵便局の経費削減を目的に始まったのですが いまや湖の観光よりもこの一風変わった配達方法を見るのが大人気となっています。 体をはった大変なアルバイトにもかかわらず、4人の募集人数に対して10人以上が挑戦しました。
受験者
「人気のバイトよ 受からなくても これを体験できるだけで楽しいわ 」
SNSでも話題をよびこの動画は再生回数3300万回以上。
「どれだけの郵便物が湖に落ちているのかしら?」などと コメントが寄せられていす。
湖を囲む およそ70軒の家に届けられる郵便物を扱っており 今年も華麗な配達風景を見にくる人で観光船はにぎわっています。