13日(土)トランプ前大統領暗殺未遂事件が発生しました。
ペンシルベニア州バトラー郡で選挙キャンペーン中のトランプ前大統領が演説を初めて数分後銃撃されました。銃弾はトランプ氏の
右耳を貫通しましたがトランプ氏の命に別状はないということです。
その夜トランプ氏はニュージャージー州の飛行場に到着し飛行機から降りてくる姿が捉えられています。
この銃撃で会場にいた1人が死亡、2人が重傷です。
容疑者はトーマス・マシュー・クルックス20歳で会場からおよそ400フィート、120メートル離れたビルの屋上から最大8回発砲しました。
クルックス容疑者は銃撃から間も無くシークレットサービスによって射殺されました。
FBI連邦捜査局が動機などを捜査中ですが現在のところ単独犯であると見られています。
事件を受けて14日(日)バイデン大統領はホワイトハウスのオーバルオフィスから国民に向けて演説し暴力を非難し団結を呼びかけました。
そうした中、前大統領暗殺未遂事件は全米を震撼させ真っ二つに分断されたアメリカをさらに分断させる可能性があると見る専門家もいます。
また、会場近くのビルに容疑者が侵入できた事態にシークレットサービスの警備に対し非難の声も上がっています。