アメリカの止まらないインフレが、
安さが売りのこんなところにまで影響を及ぼしています。
ファストフードチェーンの最大手
マクドナルドではインフレで商品の値上げが続き
その結果売上が落ちるという事態になり
その対策として、以前の人気メニュー
「$5ドル(約750円)のミールセット」を
期間限定で販売することを決めました。
地域によって現在ビッグマックセットが
$18近く($17.59 約2700円) に値上がりしていて
利用客からは非難の声が上がっています。
ダニエル・サートリ・ブルームバーグ経済記者
「マクドナルドを愛用する顧客の多くは所得の比較的低い層です
そういう人たちは(値上がりで)痛みを感じていて 他の店にいくのではなく
外食をやめて家で食べるようにしていると思われます 」
マクドナルドは、すでに格安セットを提供している
ウェンディーズやバーガーキングに対抗する構えです。
しかし全体的にファストフードの値段は上昇し続けており
2019年にくらべて33%値上がりしています。
ファストフード店利用者
「マクドナルドは早くて安いから仕事中にしょっちゅう行っていました
でも最近は安くないので行きません
マクドナルドなどのファストフード店では食費を節約できないのです」
レッドロブスターのようなファミリーレストランも例外ではなく
チェーン店の多くを閉鎖し、現在破産申告を検討中とも言われています。
アップルビーズなどは売上回復のため格安バーガーの販売を行っています。
小さな町のレストランもコストの上昇による値上がりで客足が減り、
閉店に追い込まれる店も少なくありません。
ファストフードに頼る人たちは...
ファストフード店利用者
「ファストフードはどこも大好きなの だけど値段を安く保ってほしい
これ以上高くなるのは無理!! 」