これから夏に向けて花火で遊ぶ機会も増えると思います。そうした中、花火による火災に注意が呼びかけられています。独立記念日で全米各地でお祭り気分が高まるなか、花火による事故で2人が死亡しました。
4日(火曜日)午前、テキサス州のイベント会場で夜の花火に向けて準備をしていたところ、爆発が発生し1人が死亡、4人がけがをしました。
3日(月曜日)の深夜、ミシガン州では民家で花火が爆発し、43歳の女性が死亡9人が怪我をしました。近隣住民は「最後の爆発音が大きかったわ。」と語りました。
コロラド州では家が全焼する事故が2件ありました。捜査当局によると花火の始末ができていなかったということです。消防当局は「一番いいのは、水をはったバケツに、終わった花火を沈めることです。」と語りました。
カリフォルニア州フレズノ近郊では、違法な花火を打ち上げ、近所の家が全焼しました。家が全焼した被害者は「家の周りの木に火がついて、燃え広がった。」と語りました。
アメリカでは花火の法律は州ごとに異なります。ほとんどが何らかの家庭用花火を許可していますが、マサチューセッツ州だけが全面的に禁止されているということです。当局によると花火が原因となるけがは手と顔に多く、手袋、そしてメガネやゴーグルなどを使うよう求めています。