カリフォルニア州で今年最大規模の山火事が発生、近隣住民に避難命令がだされています。
1日金曜日、カリフォルニア州のロスパドレス国立森林公園で山火事が発生し、7日木曜日の時点で州内今年最大規模となるおよそ10万エーカーが焼失しました。
消防士らおよそ3000人が消火活動にあたっていますが、鎮火は15%ほどにとどまっています。サンタバーバラ郡とサンルイスオビスポ郡の住民に避難命令が出されており、これまでに少なくとも3人がやけどなどのケガを負いました。サンタバーバラ郡の都市、サンタマリアの東にある高速道路が両方向で通行止めとなっていて、800以上の建物への被害も懸念されています。
ラスベガス国立気象局によると、この山火事の煙がネバダ州のラスベガスバレーに流れ込み、視界低下と大気汚染の影響がでているということです。週末にかけて気温が高い日が続くと予想され、干ばつと熱で燃焼が拡大する危険があると当局は、警鐘をならしています。
カリフォルニア州の山火事のピークシーズンは夏から10月ごろまでとされていましたが、当局は、今は年間を通してピーク時と同等の警戒をしているということです。