通勤通学で多くの人が利用する ニューヨーク・マンハッタンと ニュージャージーを結ぶ パス・トレインで火災が発生。 煙が車内に充満する中、乗客が閉じ込められる事態となり13人が煙を吸い込むなどして手当を受け、うち9人が 病院に搬送されました。
4日(月曜日)朝6:19 ニュージャージー州ジャージーシティにある ニューポート駅でマンハッタンに向かっていたパストレインの車両から火災が発生しました。火災による煙が車内に充満し閉じ込められた乗客がドアを開けるよう求める声が聞かれます。
ようやく開いたドアから乗客は逃げ出しますが車両とホームの間から噴き出す炎が車両の上まで立ち上るのが見えます。この事故で13人が煙を吸い込むなどして現場で治療をうけうち9人は病院に搬送されました。この火災の影響でジャージーシティーとマンハッタンを結ぶ路線が一時運転を見合わせました。
火災の原因はまだわかっていませんがパストレインを共同運営するニュージャージートランジットでは先月、バス同士が衝突する事故で30人近くが怪我をし、また、バスターミナルでもバス同士の衝突で12人が怪我をしており相次ぐ事故に安全対策の見直しが求められています。