アメリカで生活していると日本とは違って、今、何が旬なのか、
また、その食材の調理法がわからないことが多いのではないでしょうか?
そこで新コーナー“いま旬クッキング”では、アメリカで採れる“旬の食材”を
毎月1つピックアップし、その食材を使った料理を二人の料理人に紹介してもらいます。
第一回の食材は“ビーツ”です。
カリスマ料理家ひでこ・コルトンさんに夏にぴったりの色鮮やかで
栄養価満点のビーツ・パスタの作り方を教えてもらいました。
栄養価満点!ビーツ・パスタ
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【材料】<4人分>
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【作り方】
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1. 洗ったビーツの茎、ひげを切る |
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2. ビーツを皮がついたままガラス(又は陶器の)ベーキングディッシュに入れ、オリーブオイルを全体にかける。 |
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ポイント |
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3. 水を注ぎ400°F(およそ200℃)のオーブンで約1時間30分ほどやわらかくなるまで焼く |
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4. 焼きあがったらオーブンから取り出し、冷ましたあと皮を剥く |
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5. 小さくカットし、フードプロセッサーにかけてピューレ状にする |
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6. 大きなフライパンにバターを溶かし中火~強火でバターが茶色くなるまで香ばしさを引き出す。そこに黒ごまを加え約2分間ソテーしたら、ビーツのピューレを入れて炒める |
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7. 塩小さじ1、パスタのゆで汁を入れて良く混ぜ合わせる |
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8. ゆで上がったパスタを7に入れてビーツソースがパスタにまんべんなく絡まるようによく混ぜる |
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9. 盛り皿にパスタを入れ、その上にゴートチーズ、プロシュート、ミントの葉を適宜のせて出来上がり! |
日本クリニック栄養士 宮下麻子さんに聞く 栄養価チェック ビーツは「赤のほうれん草」、または「食べる輸血」ともいわれていて鉄分がたくさん含まれています。貧血にとても効果的です。 食物繊維もたくさん含まれているので便秘、腸のお掃除にも とても良い野菜です。 また肝細胞も刺激するので肝臓にも良いとも言われています。 |
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料理家プロフィール
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ひでこ・コルトンさん ニューヨークで料理教室を中心にフードイベントを手がける COLTONS NEWYORK LLC.オーナー。 NY在住20年。 渡米後CIA(Culinary Institute of America)で料理の基礎を学ぶ。 その後10年間勤務した外資系投資銀行を退職し同社を立ち上げる。 現在アメリカ人を対象とした和の料理教室及びケータリング/イベント業務と、 おもてなしやホームパーティーで役立つ料理を中心とした 「NY*おもてなし料理教室」を開催中。 ブログ:NY*おもてなし料理教室
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